財布は、素材か価格かブランドか。
僕は、ブランドである。笑
広告業界にいる端くれなのだが、すこし述べてみたいと思う。
財布を購入するときの判断材料は、見た目、価格、機能、、、、、確かに色々な軸があると思う。
ざっくりまとめるとこの③つに集約するかと思う。
①素材(機能)≒信用?
②かっこいい・かわいい(見た目)≒信用?
③価格
購入にあたって、自分に質問を投げかけてみたいと思う。
「なんでボッテガ財布がほしいの?」
「かっこいいし、長く使えるから。」
正直、具体的な機能差は全く考えていない。
革の素材が何なのか、耐久年数は何年なのか知るはずがない。
その財布を購入するとなにが変わるのか。
ただわかっていることは、その商品を購入すれば”間違いない”ということ。
購入すると少しリッチな気分になり、自分が変わったような気になることができる。
そんなちっちゃなこと(個人的には大きい)が購入の判断材料となる。
ここからは、ビジネス目線で。
このブランドとの出会いは、
兄弟の財布をみる
→ブランドを知る
→欲しくなる
→店舗に見に行く
→雑誌ででみる
→Webで探す
→購入
こんなストーリーである
正直にいうと僕が、購入に至るまでは正直6年ほどの歳月を経ている。笑
価格が問題なのは言うまでもないが、この欲しいと思うまでのストーリーが重要。
ブランドとのタッチポイントは、購入者、店舗、雑誌、Webの4つである。複数の要素が、からみ合って今回のCVが生まれたわけである。
それぞれ内容をファネルに分けると、こんなところだろうか。
潜在層:兄の財布をみて、顕在層へ
顕在層:雑誌で見る
検討層:店舗に行く、Webで探す
【潜在層】
かっこいい、好きな芸能人が使っている、CMでみる、、、、商品として認知すること、そして+のイメージをもつ
【顕在層】
財布購入のタイミングになり、財布を探す。知っているブランド、かっこいいという潜在意識から、購入意欲が高まる
【検討層】
購入に対しての理由づけ
※補足
僕自身が、購買に至るまでに、顕在層、検討層をうろちょろしている。そのうろちょろしている間は何をしているかというと、他のブランドと比較しまくっている。
心の叫び「なんだよこの財布、たけーーーけどほしい。」「買っちゃいなよ」「いや、ほかに、もう少し安くていいやつあるかも」
それぞれのファネル合わせたPRが必要。
そして何よりも、財布の素材とか知ってどうなるの?っていう大前提がある。自分の専門外なことに関しては、ブランドに頼ってしまう。なぜなら安心して使えるから。インターネットで情報量は増えているが、処理する頭がついていかない。だからブランドが大事になる。すごく良い文章があったので、こちらもシェア。
企業の存続とスタートアップ(孫泰蔵さんの問いかけに対する回答を考えてみました) | isologue
最後に、財布は素材でも、価格でも、ブランドでもどれを判断基準に選んでもいいと思う。笑
せっかく読んでいただけたので、良いブランドを3つ紹介します。
ブランドが好きだけど、今回は素材押しでRecommend
・鎌倉シャツ:この価格で、このクオリティが購入できるなら文句なし
・GANZO 老舗、クオリティーは間違いない。メンテナンスもしてくれる。
3万円程〜
・万双 コスパ、クオリティともに最高。店舗が上野かオンラインのみ
2万円程〜 ※かばんが個人的におすすめ。