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つれづれなるままに。。

デジタル広告の基礎

デジタル広告というと、「難しい」と聞くことが多い。基本的なことさえ覚えてしまえば、現場にでても話の概要はつかめると思うので簡単にまとめてみたいと思う。

デジタル広告を知るために、簡単にデジタル広告でどのようなことが起きているか簡単に説明したいと思う。

 

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デジタル広告の仕組み

大きく広告を配信する手法としては、デジタル広告の枠がインターネット上に存在するので、その枠を購入して広告を配信する。デジタルというとわかりづらくなるが、町中にある看板に自分の広告を載せているのとほとんど変わらない。リアルな看板が、インターネット上に移り変わったと思っていただければと思う。

デジタルについてあまり知らないかたのために簡単に補足になるんが、インターネット上にあるメディア(ブログなども含む)の収益源をしっているだろうか。インターネットにつながっている様々な情報を取得することができると思うが、情報を閲覧するためにお金を払ったことはあるだろうか。一見無料で情報を閲覧できるようなイメージをもつかもしれないが、メディアの収入は、広告で利益を獲得している。例えば、記事下にある四角の広告枠だが、高いメディアで一回の表示で0.1円程収益がでている。1億回閲覧されれば1,000万円の収益がでるという仕組みである。多くのユーザーを連れてきて、広告を見せるかがメディアにとっては重要ということになる。

 

デジタル広告を理解する上で必ず下記の用語は、覚えていただきたいと思う。

 【回数】

1.imp(impression)・・・広告が配信された回数

2.Click・・・広告がクリックされた回数

3.CV(Conversion)・・・コンバージョン(サービスの申し込み・購入)された回数

【割合】

CTR(Click throw rate) ・・・impを母数としてクリックされた回数

CVR(Conversion rate)・・・Clickを母数としてコンバージョンされた回数

【価格】

CPA(Cost per acquisition)・・・CVあたりの費用

CPM(Cost per million)・・・広告1,000回表示あたりの費用

 

この用語さえ覚えてしまえば、基本的な枠組みは理解できる。これらの用語を活用して、広告の効果を考えている。一番重要な指標は、CPA。サービスの利用・購入されるまでにかかった費用のことだ。自社でサービスを展開していて、原価が10,000円なのに、CPA30,000円となると赤字である。(継続利用は加味しない)そのため、広告を出稿する側からすると、CPAを指標としてみていることが多い。今回は、初回の投稿なので、基本について解説させていただいた。これから具体的な内容も含めて記載していきたいと思う。